照明辞典『ウィキライト』
スカラップとは、帆立貝(英:scallop)の意味。
照明用語では、ダウンライトのような配光の光を壁面に近づけて配灯したときに見える、帆立の貝殻のような光の波紋のことを指します。壁面との距離を誤った、意図せぬスカラップは美しくないとされ、壁面を照らす際はウォールウォッシャー、絵画を照らす際はユニバーサルダウンなどの使い分けが好ましい。
この写真では、間違った配置により絵画の顔に影ができ、
壁面に伸びた額縁の影で素材感のある仕上げの妨げにもなっています。
光、壁面、装飾、、、見せたいものを整理したうえで、お互いの魅力を引き立たせるような配灯や器具選びができるかがポイントですね。
みなさま、明日からはスカラップチェックを!
照明辞典『ウィキライト』
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