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明るさの目安
明るさの感じ方には個人差があり、同じワット数でも器具の形や配灯、光の質により大きく異なります。
理想の光のシーンをイメージして、表を目安に器具を選びましょう。
少し照度が低めのホテルライクなあかりや、適材適所を照らした多灯使いのあかりなどなど。明るいだけが照明ではなく、照明演出は気持ちや生活を豊かにする、そんな力の持ち主です。
部屋の広さに適した照明器具を選ぶには?
適切な明るさは、器具の種類やランプ、内装、住まう方の年齢等によって異なりますが、一般的な目安としてはルーメン(lm)数やワット(W)数を基準に選びます。
LEDシーリングライトの適用畳数
*配光角180度未満の電球形LEDランプを使用した器具は対象外とする。
*基準定格光束は、各適用乗数ランクに置いて平均照度が100ルクスとなる目安の光束。 LEDシャンデリアの適用畳数
*準全般配光形の電球形LEDランプを使用した器具を対象とする。
*基準定格光束は、各適用乗数ランクに置いて平均照度が100ルクスとなる目安の光束。 |
*詳しくは各商品スペックの畳数表示をご参照ください。
*部屋の明るさは部屋の使い方や使う人の年齢によって異なりますが、ここでは20〜30歳代の方が必要となる明るさで、JIS基準をもとに設定しています。
クルーゾフ効果とは?
昼白色の明るく青白い色温度の高い光は気分を爽やかにしますが、照度が低すぎると陰気で寒々しい印象になってしまいます。
逆に白熱灯のような赤みを帯びた光は、照度が低いと穏やかな雰囲気になりますが、照度が高いと暑苦しく、不快感な空間に。
色温度と照度の関係には、こうした心理効果(クルーゾフ効果)があるんです。
色温度の高い光は照度が必要なため、多くのエネルギーを必要とし、色温度の低い光は照度を低く設定できるため、省エネにつながる、とも言えますね。
明るさ感とは?
実際の明るさは、この明るさ感が大切になります。同じ総ワット数の空間でも感じる明るさは「鉛直面照度(壁面の明るさ)」で大きく異なります。
これは、空間の中で人の目に入る面積が一番大きいため。下の写真は、床面や天井面の明るさを変えずに、壁面の明るさをデジタル加工した光の実験です。
左が暗く、右が明るく感じませんか?写真より実際の空間の方がさらに強く差を感じます。例えば、同じ数・ワット数のダウンライトを使用しても配置を変えるだけで感じる明るさはずいぶん変わってくるのです。
明るさの目安に加え、空間をどのような目的で使用するのかを考慮し、あかりをイメージすると、配灯計画、器具選定もスムーズに進むかもしれません。
それでは照明器具を選んでみましょう!
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